思春期から更年期まで、すべての女性が無縁でいられないもの、それがおりもの(帯下・こしけ)です。最近ではおりもの専用パッドまで販売されていますが、つねに、ある程度のおりものがあるのは成熟した女性の卵巣が正常にはたらいている証拠でしょう。
また、膣の粘膜は、いつもかなり酸度が高く(pH4〜5)、多少の雑菌や病原菌は殺されることになります。これを「膣の自浄作用」といいます。人によっては入浴の際に、またはビデなどで念入りに腔内部を洗ってしまうことがありますが、これでは殺菌作用がなくなり逆効果です。
卵胞ホルモンの分泌が低い幼児・少女期、閉経後の女性には、こうした「膣の自浄作用」がないので、病原菌に侵されて病的なおりものが発生しやすくなります。
正常なおりもの
・ほとんど無色(あるいは白色が混じる)ー分泌される無色透明の粘液。白血球や膣上皮が混じると白・クリーム色になる。下着について乾燥すると黄色いものになる。
・少しすつぱいにおいがあるー正常なおりものは弱酸性なので少々すっぱいにおいがする。
・月経の周期に合わせて量が変わるー排卵期を中心に量が増える。
・その他ー性的興奮でもおりものは増加。妊娠しているときにも増加。